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ハリス理化学研究所 鈴木祐太助教が「ふれデミックカフェ@KRP」に登壇しました!
2024年9月11日 更新
登壇報告
ふれデミックカフェ@KRP
[会場:京都リサーチパーク 「サイエンスセンタークラブ」] 2024年9月6日(金) 開催
2024年9月6日、京都リサーチパーク(KRP)が主催する「ふれデミックカフェ」において、ハリス理化学研究所の鈴木祐太助教が「カーボン・リサイクル・テクノロジー」をテーマに講演を行いました。
鈴木助教は、世界的な課題であるCO2の削減と炭素材料の生成を同時に叶える、物質変換技術に関する最新の研究成果を紹介しました。CO2を原料として、アセチレンやプロパンなどの炭化水素を生成する技術や、導電性素材への炭素めっき加工の技術について詳しく説明しました。
鈴木助教は、これらの技術が現段階ではラボレベルでの成功に留まっていることと、実用化には企業のニーズや社会実装に向けた協業が重要であると強調しました。
「CO2を原料として、必要とされる場所で必要な有価物を創り出すことを皆さんと共に目指していきたい」と語り、さらに、将来的には二酸化炭素を原料に燃料となる基幹物質を創り出すことを夢見ていると述べました。
落ち着いた雰囲気の会場では、参加者とのディスカッションも行われました。企業が抱える課題やカーボンリサイクルに関する事業が取り上げられ、活発な意見交換が行われました。
今はまだ実現が難しいかもしれませんが、社会を支える技術は小さな成功から始まります。鈴木助教の研究が、私たちの未来を照らす重要な技術へと発展することを期待しています。
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開催日時 2024年9月6日(金)16:30~17:30 開催場所 ➀京都リサーチパーク 「サイエンスセンタークラブ」
②オンライン(ZOOMによる開催)※ふれデミックカフェ(外部サイト)は、定期的に開催しているサイエンスカフェ形式のイベントです。今後の事業化・社会実装・起業等が期待される大学イチオシの、ライフサイエンスやモノづくり領域を中心とした若手研究者をお招きしています。登壇する若手研究者より、最先端の研究シーズと、それらに対する知見、事業化への課題等について情報提供いただいた後、先生を中心にカフェのような雰囲気の中で自由なディスカッションを行っていきます。
※サイト内より引用
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