イベント
第12回 同志社大学「新ビジネス」フォーラムを開催します!
WEBサイトリニューアルに伴い更新しました。
2024年01月18日初出

変わらないものと変わるものが紡ぐ、
文化と学びの新しいかたち
デジタル技術は文化や情報へのアクセスを広げ、リアルな資料や技はその奥行きを支えます。本フォーラムでは、図書館、古典籍、伝統芸能をめぐる「変わるものと変わらないもの」が交差する場を通じて、両者の価値を未来へどうつなぐかを考えます。
講演内容
講演1(10:10~10:55)
「伝統文化の未来:私達は何を残すべきか」
阪田 真己子(文化情報学部 文化情報学科 教授)
時間とともに消えゆく無形文化財としての伝統芸能は、人から人への「口伝」によって継承されてきたため、後継者不足による失伝の危機に瀕しています。本講演では、これまでデジタル技術による身体情報の計測に加え、データ工学・データサイエンスを用いて様々な伝統芸能の「わざ」を保存・継承・共有することを目指した「伝統芸能ビッグデータ」の取り組みを紹介します。さらに、「私たちは後世に何を残すべきか」という問いを出発点に、今後はシチズンサイエンスの視点を取り入れ、市民の手で伝統文化を未来へ手渡していく可能性について考えたいと思います。
講演2(10:55~11:40)
「古典籍がもつ〈情報〉―過去から現在、未来へ―」
三宅 宏幸(文学部 国文学科 准教授)
近年、古典籍(江戸時代以前の和装資料)のデジタルアーカイブ化が進み、各博物館や図書館などに所蔵される資料をインターネット上で閲覧することが可能となっています。その結果、様々な原本の閲読や確認が容易に行えるようになり、古典文学作品の研究も大いに進む環境となりました。しかしながら、では写真撮影などのデジタル化が行われた古典籍の原本は不要となるのでしょうか。本講演では、古典籍のデジタル化や原本を未来へとつなぐことの可能性について、これまでの経験を通してご紹介したいと思います。
講演3(11:50~12:35)
「変わりゆく図書館と変わらないもの」
佐藤 翔(免許資格課程センター 教授)
必要な情報を容易に入手できるようになった現代。知の集積・提供を担ってきた図書館の役割も大きく変化しています。単純に資料を借りたり、読むために図書館を訪れる人の数は全国的に減少する一方で、地域のにぎわいやコミュニティづくりの拠点、あるいは地域文化の発信・継承などの新たな役割を模索する図書館の中には、大きく存在感を増しているところも出てきています。図書館はどんな機能を新たに担おうとしているのか。人々・自治体からは何を期待されているのか。デジタル化の時代に変わりゆく図書館と、その中でも変わらない機能・役割について、データに基づく図書館学の立場から論じます。
講演4(12:35~13:20)
「デジタル資料で加速する学習環境のイノベーションと学習デザインの拡張」
大井 将生(文化情報学部 文化情報学科 准教授)
多様な文化情報をStockし、社会や未来に繋いでFlow化する仕組みが、「デジタルアーカイブ(DA)」です。これは時間と空間の距離を飛び越える「タイムマシーン」×「どこでもドア」でもあります。本講演では、そんなDAの活用、とりわけ教育活用にフォーカスします。例えば、小中高の教員と図書館・博物館・企業など、多様な属性の専門家が一堂に会し、多様な資料を教材化する「S×UKILAM(スキラム)連携」の国内外の事例や、教育現場への支援に取り組んでいる活動として国の分野横断型プラットフォーム「ジャパンサーチ」の活用実践などを紹介します。
- 第12回 同志社大学「新ビジネス」フォーラム
変わらないものと変わるものが紡ぐ、文化と学びの新しいかたち
| 開催日 | 2026年3月5日(木) 10:00~13:20 |
|---|---|
| 開催形式 | オンライン開催 |
| 費用 | 無料 |
| 参加申込 | お申し込みフォーム お申込締切日2026年3月4日(水) |
| 主催 | 同志社大学 研究開発推進機構 |
| 後援 | 三井住友銀行、関西イノベーションイニシアティブ(KSII)、一般社団法人産学連携推進協会 |
| お問い合わせ |
リエゾンオフィス(研究開発推進課-京田辺) TEL:0774-65-6223
|
|---|
