2025年10月21日(火)、2025年度 第2回博士キャリアデザインガイダンスとして、「博士課程の先輩に聞く!~進学・研究・今後の進路選択~」を開催しました。京田辺校地と今出川校地のラーニングコモンズ・プレゼンテーションコートを接続し、オンライン参加者も含む約20名の学部生・大学院生等が参加しました。
本イベントは、過去の博士キャリアデザインガイダンスの参加者から寄せられた「現役の博士後期課程学生の話が聞きたい」という声に応えるため、2025年度より開始したものです。
「博士課程の先輩に聞く!~進学・研究・今後の進路選択~」のタイトル通り、4名の博士後期課程学生を招き、博士後期課程への進学の動機、学生生活の実情(研究、自己研鑽、就職活動など)、進学後の率直な感想などを披歴してもらいました。
吉田 創志 さん
1.吉田 創志 さん (生命医科学研究科 D3)
「博士後期課程での研究生活:実際どんな感じ?」
「博士後期課程に進学して想定と違ったこと」の紹介では、理系・実験系の学生の苦労が感じられました。特に理系・実験系の学生にとって、博士後期課程学生をイメージできる有用な情報となったのではないでしょうか。また、1日のタイムスケジュールや3年間の活動スケジュールなどを図解していただき、博士後期課程学生のリアルな日常に触れることができました。最後のメッセージは「早め、早めの行動を」です。このイベントが博士後期課程への進学を考える「早めの」きっかけになることを期待しています。
矢野 律亜 さん
2.矢野 律亜 さん (神学研究科 D2)
「『社会人』経験者として考える時間との向き合い方」
学部卒業後、留学から様々な気づきを経て就職へ、そしてコロナ禍・退職、高専非常勤教師などを経て、博士後期課程進学にたどり着いた気持ちの変化を語っていただきました。短時間で語るのが難しい様々な経験、そして「社会人」を経験したからこそ見える博士後期課程のメリット・デメリットは大変参考になる情報でした。まとめの「『人生終了』しない」という言葉は、矢野さんの今後のキャリア開発への意気込みを表す印象的な言葉でした。
髙木 顕心 さん
3.髙木 顕心 さん (法学研究科 D2)
「博士課程って実際どうなの?:D2のホンネ」
博士後期課程への進学を考えていなかった髙木さんが、博士後期課程に進学するに至った経緯、一日のタイムスケジュール、就職活動、金銭面での様々な制度利用など、多岐に渡る情報を紹介いただきました。そして、「現在の悩み」から博士後期課程学生のリアルが垣間見えました。いろいろお話いただきましたが、一番のメッセージは、最後の「一緒にアカデミックライフを楽しみましょう!」でしょうか。
畑谷 実玖 さん
4.畑谷 実玖 さん (理工学研究科 D3))
「博士後期課程を通して学び感じたこと」
「わたしの一日」や「理工学研究科生の1年」などの紹介は、理系・実験系の学生にとって、博士後期課程学生をイメージできる有用な情報でした。そして、3年間の活動紹介から、論文執筆や国際・国内学会発表など、着実に研究業績を積み上げている様子を伺うことができました。「自分にできるかな」と少し不安に思った方もいるかもしれませんが、畑谷さんからの最後のメッセージは、「迷ったら進んでみる勇気をもってみてもいいかも?」でした。
博士後期課程学生の講演の後、京田辺校地と今出川校地のラーニングコモンズ・プレゼンテーションコートを接続し、4名の講演者を囲む「オンライン座談会」を開催しました。
オンライン座談会では、「博士後期課程進学前に考えておくべきこと」、「博士後期課程修了後のキャリアパス計画」などのテーマを取り上げ、博士後期課程学生の実態に迫りました。参加者からの質問「社会人と大学院を両立することは可能か」、「研究のリサーチクエスチョンはどのようにして考えているか」にも、それぞれの想いを語っていただきました。最後は、「博士後期課程への進学を迷っている学部生・博士前期課程学生へのメッセージ」をいただきました。短時間ではありましたが、博士後期課程学生を深く知るきっかけになったのではないでしょうか。
オンライン座談会の後、京田辺校地と今出川校地のそれぞれの校地において、現地参加した学生と講演者が自由に交流できる時間を設けました。
少人数・対面でリラックスして話ができる環境の下、個別具体的な相談が交わされていたのが印象的でした。
今後、「多様なキャリアパスを知る」と題して、2025年度 第3回博士キャリアデザインガイダンスを開催する予定です(2025年12月1日(月)14:40~16:40、オンライン開催)。 同ガイダンスには、博士後期課程を修了し、多様な分野で活躍している研究者を招き、学生時代同じように悩み、迷いながらも、自らの道を選び取ってきた先輩たちの「リアルな声」をお届けする予定です。 是非、ご参加いただきますようお願いいたします。
■■ご案内■■
キャリア形成に関する各種イベントのメール通知を希望される方は、下記フォーム(要認証)よりご登録ください。
博士後期課程の学生だけではなく、博士後期課程への進学を考えている博士前期課程及び学士課程の学生もご登録いただけます。
https://forms.office.com/r/XU421XrE25
※メール通知は大学付与のメールアドレスに送信します。
メール通知の「解除」を希望する方もこちらよりお知らせください。
https://forms.office.com/r/XU421XrE25

イベントは終了しております。
ご参加ありがとうございました。
| 開催日時 | 2025年10月21日(火) 15:00~16:30 |
|---|---|
| 開催形態 | 対面会場2か所をオンラインでつないで開催
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| 講演者 |
吉田 創志 さん (生命医科学研究科 D3) 矢野 律亜 さん (神学研究科 D2) 髙木 顕心 さん (法学研究科 D2) 畑谷 実玖 さん (理工学研究科 D3) |
| 対象者 | 大学院進学や、博士(学位取得)を目指す全ての学生 |
| お問い合わせ |
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| 対象者 |
特別任用助教(有期研究員) 特別任用助手(有期研究員) 特別研究員A(日本学術振興会特別研究員PD等) |
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| 募集する提案・ 支援内容 |
国際的な研究プレゼンスの向上、国際共同研究等の国際的な研究活動への発展等を狙いとして、3ヶ月~6か月程度の海外での研究活動計画の提案を募集します。採択された提案に対して、海外渡航費・滞在費等の支援を実施します。 募集にあたり、科研費等の競争的研究費に基づく研究課題を基課題として保有していること等を要件としています。要件を満たしていない場合は審査に付されません。募集要項を確認の上、ご応募願います。 |
| 受付期間 | 2026年1月6日(火)~2月28日(土) |
| 採択予定数 | 3件程度
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| 公募の詳細・ 申請書様式など |
本学HPの「同志社大学次世代研究者支援パッケージ」のページ「①次世代研究者海外挑戦プログラム」を参照のこと。 |
| お問い合わせ |
研究開発推進機構 研究企画課 Tel: 0774-65-8256 |
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2025年10月6日、京都リサーチパークで開催された「ふれデミックカフェ」に、同志社大学文化情報学部の大井将生准教授と京都府立大学の東昇教授が登壇しました。今回のふれデミックカフェは特別版として、「つなぐ、のこす、ひらく―デジタルアーカイブが生む新たな価値」をテーマに、講演とクロストークが行われました。
大井先生は講演で、高校教員としての経験を踏まえ、教育現場におけるデジタルアーカイブ活用について語りました。主体的な学びが重視される中で、子どもたちがなぜ主体的に学べないのかを考えたとき、教科書で学ぶ内容が時間的・空間的に遠く、自分とは関係ないと感じてしまうことが課題だと気づいたといいます。そこで、デジタルアーカイブを活用し、その距離を超えて学びを「自分ごと」にする取り組みを提示しました。
具体的な事例として、 国が構築する「ジャパンサーチ」(https://jpsearch.go.jp/)を活用した授業を紹介しました。子どもたちに明治時代の風景画や資料画を見せ、そこから生まれた「問い」について探求していく授業です。子どもたちは絵を見て「知りたい」と思ったことを自由に調べ、絵の中のマークやドレスについて探究する中で、風景画の建物のマークが三越のものであることを発見しました。また、人物が着ているドレスを調べた子どもは、当時三越でファッションショーが行われていたことにたどり着きました。「三越は行ったことがある!」と、子どもたちは明治時代と現代のつながりを見つけ、感動した様子だったと語りました。
さらに、大井先生は、新しい学びの場を創出する枠組みとして、学校関係者(S)、大学・研究機関(U)、公民館など地域施設(K)、企業(I)、図書館(L)、文書館(A)、博物館・美術館(M)が連携する「S×UKILAM(スキラム)」の活動についても紹介しました。会場やオンラインからは、大井先生、東先生への質問が相次ぎ、「日記や手帳など、何でも資料になるのか? その価値や重みはどう考えるべきか?」といった質問や、資料の意味や教育での活用について活発な議論が交わされました。今回の講演を通じて、デジタルアーカイブが遠い世界を身近な学びに変える力を持つことが、改めて示されました。
| 開催日時 | 2025年10月6日(月) 16:30~18:00 |
|---|---|
| 開催場所 | 京都リサーチパーク西地区10号館「GOCONC」/オンライン |
| お問い合わせ |
リエゾンオフィス(研究開発推進課-京田辺) TEL:0774-65-6223
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BioJapan 2025は、アジア最大級のバイオテクノロジー展示会として、2025年10月8日(水)から10日(金)までパシフィコ横浜にて開催されました。「再生医療JAPAN」「healthTECH JAPAN」との同時開催により、展示会・セミナー・パートナリングの3つの要素を通じて、国内外の企業、ベンチャー、アカデミアなど多様な参加者が交流しました。来場者数は22,167名にのぼりました。
本学からは、下記の3テーマでブース展示および口頭発表を行いました。
●北岸宏亮 教授(理工学部)
「世界初の一酸化炭素(CO)中毒およびその他ガス中毒治療薬の開発」
血液中ヘモグロビンの機能を人工的に再現した化合物“hemoCD”を開発し、体内に侵入したCOガスを体外に除去できる世界初のCO中毒治療薬シーズを紹介しました。救急救命の現場での実用化を目指し、研究開発が進められています。
●齋藤直人 准教授(生命医科学部)
「環状アデノシン一リン酸(cAMP)の細胞内動態を可視化できる蛍光プローブ」
独自に創製したcAMP検出用蛍光プローブを用い、細胞内のcAMP動態を高感度かつ特異的に計測する技術を紹介しました。本技術は創薬や細胞機能研究などにおける基盤技術として有用性が期待されています。
●田原義朗 准教授(理工学部)
「骨再生を促進できる新しいインジェクタブルゲル」
本学と大阪歯科大学の共同研究により創製され、有効性が確認されたコラーゲン・グリセリン・多糖からなるインジェクタブルゲルを紹介しました。適度な強度・変形性・分解性を有し、安価かつ簡便調製が可能で、骨欠損部の再生やインプラント埋入時の骨形成などへの適応を目指しています。
本学ブースにも多くの来場者が訪れ、活発な意見交換が行われました。いずれの研究も、創薬やバイオ分野の発展に寄与することが期待されます。 当日ご来場いただけなかった方で研究内容にご関心をお持ちの方は、ぜひリエゾンオフィスまでお問い合わせください。
| 開催日時 | 2025年10月8日(水)~10日(金)10:00~17:00 |
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| 開催場所 | パシフィコ横浜 |
| お問い合わせ |
リエゾンオフィス(研究開発推進課-京田辺) TEL:0774-65-6223
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■開催概要■
日時:2025年9月29日(月)10:00-15:00 ~ 9月30日(火)10:00-13:30
場所:同志社大学 今出川キャンパス 良心館ラーニングコモンズ
参加者数:9名
■イベント内容■
起業家マインドを育むことを目的に、1.5日間にわたる実践型プログラムを開催しました。
カードゲームやレゴ®ブロックを用いたワークショップを通じて、参加者は自分自身の「なぜ」に向き合い、自己理解を深めながら、自分の想いを表現する、他者の想いに共感する手法を学びました。
1日目のプログラムでは、
若手起業家によるトークセッションやカードゲームで自分の価値観を知るワーク、2日目のプログラムでは、レゴ®ブロックを使って思考を可視化するレゴ・シリアスプレイというワークが行われ、自分の内省を行うとともに、それらを言葉にして表現するグループディスカッションが活発に展開されました。
参加者からは、特に印象に残った点として、自分にとって大切な価値観やその優先順位が明確になったこと、過去や現在を語れるようになったこと、エピソードトークを磨けたことなどが挙げられました。また、whyから話し始めることの重要性や、言葉にして表現することの大切さを実感したとの声もありました。 今回のプログラムを通じ、参加者は自己理解を深めるとともに、自身の経験や価値観を言葉にして伝える力を養う機会となりました。
【先輩起業家によるトークセッション】
株式会社ADimer(エメ)
代表取締役 神野 航汰

イベントは終了しております。
ご参加ありがとうございました。
| 開催日時 | 2025年9月29日(月)10:00-15:00 ~ 9月30日(火)10:00-13:30 |
|---|---|
| 開催場所 | 同志社大学 今出川キャンパス 良心館ラーニングコモンズ2F プレゼンテーションコート |
| 対象 | 起業に興味がない方でも、自己理解やリーダーシップに興味のある方の参加も大歓迎 |
| 定員 | 定員20名 |
| 費用 | 無料 |
| 主催 | 同志社大学 研究開発推進課 リエゾンオフィス |
| お問い合わせ先 |
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| お問い合わせ |
リエゾンオフィス(研究開発推進課-京田辺) TEL:0774-65-6223
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2025年10月4日(土)、けいはんなプラザにおいて開催された「けいはんなR&Dフェア2025」に、同志社大学から「同志社バーチャルキャンパスプロジェクトD-verse」と「けいはんなアバターチャレンジプロジェクト」の2チームが出展しました。
両チームは、産学連携実践型の教育プログラム「同志社ローム記念館プロジェクト」において「同志社創立150周年」および「けいはんな万博2025」といった今年度ならではのトピックに挑みながら、新たな社会価値の創出を目指して活動しています。
「同志社バーチャルキャンパスプロジェクトD-verse」では、仮想空間上に構築した同志社キャンパスを自由に探索できる体験を提供し、デジタル技術を活用した新しい学びのかたちを提案しました。
また、「けいはんなアバターチャレンジプロジェクト」では、遠隔操作ロボットを用いたアバター体験を通じて、人とロボットの協働がもたらす未来社会の可能性を示しました。
当日は両ブースとも約150名が体験し、子どもから大人まで幅広い世代が来場しました。なかには3歳の子どもがアバターロボットを操作したり、バーチャルキャンパスを探索したりする姿も見られました。来場者からは「遠隔操作ロボットの今後の社会での応用に期待したい」「実際のキャンパスも見学したい」「子どもが大きくなったら同志社に進学させたい」といった声が寄せられ、同志社大学の教育・研究活動に対する関心の高さがうかがえました。本出展を通じ、学生たちは活動成果を社会に発信するとともに、技術と社会をつなぐ実践的な学びを深める貴重な機会となりました。
| 開催日時 | 2025年10月4日(土)10:00~16:30 |
|---|---|
| 開催場所 | けいはんなプラザ |
| お問い合わせ |
リエゾンオフィス(研究開発推進課-京田辺) TEL:0774-65-6223
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■開催概要■
日時:2025年9月26日(金)10:00-11:00
場所:同志社大学 京田辺キャンパス ローム記念館2F ミーティングルームA
Zoomウェビナー
参加者数:21名
■セミナー内容■
9月26日(金)10時~11時、「研究者・研究支援者のためのAI関連特許の基礎セミナー」を開催しました。講師には、知財分野に豊富な経験をもつ西田泰士氏をお迎えし、対面とオンラインのハイブリッド形式で実施、21名が参加しました。
本セミナーでは「AI関連特許の基礎」と題し、発明の特定方法や強い特許とするための工夫といった実務的なポイントに加え、国内外におけるAI特許の動向、さらに好事例・悪事例を紹介いただきました。研究成果を守り活かすための視点をわかりやすく提示いただき、参加者にとって理解を深める機会となりました。
当日は対面参加の先生方からも多くの質問が寄せられ、活発な質疑応答が行われました。特許の進歩性の判断基準や具体的な事例についても丁寧に解説いただき、参加者からは「基礎的な理解が深まった」「実務に役立つ内容だった」と大変好評を得ました。

セミナーは終了しております。
多数のご参加ありがとうございました。
| 開催日時 | 2025年9月26日(金)10:00-11:00 |
|---|---|
| 開催場所 | 対面とオンラインによるハイブリッド開催 ①同志社大学 京田辺キャンパス ローム記念館2F ②オンライン(ZOOMによる開催) |
| 対象 | AI関係の同志社大学研究者および研究支援者、同志社大学生 |
| 費用 | 無料 |
| 主催 | 同志社大学 研究開発推進課 リエゾンオフィス・知的財産センター |
| お問い合わせ |
リエゾンオフィス(研究開発推進課-京田辺) TEL:0774-65-6223
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「Tech Osaka Summit 2025」は成長をめざすスタートアップと新しいビジネスや投資を考えている企業や投資家が集まり、交流を通じてお互いの成長につなげるグローバルスタートアップイベントです。会場内には、昨年度まで実施していた「イノベーションストリームKANSAI」ゾーンが設けられ、大学・研究機関等発のスタートアップなどが出展されました。
※「イノベーションストリームKANSAI」はグラングリーン大阪を拠点に、大阪・関西のイノベーション創出を支援するうめきた未来イノベーション機構(U-FINO)が年に1回開催していました。
大学・研究機構発のスタートアップが集う本イベントにおいて、本学在学中に起業した株式会社ONIXION代表取締役CEO久米玲司さん(2025年3月卒業)にブース出展いただきました。9月16日と17日の2日間で2,000名を超える来場者が訪れ、会場は大いに賑わいました。株式会社ONIXIONの「技術承継生成AIエンジン」にも多くの関心が寄せられ、ブースには多数の方々がお立ち寄りくださいました。久米さんにとっても有用な情報がたくさん得られたばかりではなく、本学の卒業生が最先端の技術分野で活躍している姿は、在学生や関係者にとっても大きな励みとなっています。
| 開催日時 | 2025年9月16日(火)、17日(水)10:00~18:00 |
|---|---|
| 開催場所 | グランフロント大阪 北館(大阪市北区大深町3-1)B2階 ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター等 |
| お問い合わせ |
リエゾンオフィス(研究開発推進課-京田辺) TEL:0774-65-6223
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2025年10月29日、30日の両日、ドイツ・テュービンゲン大学のGreat Senate, Neue AulaにてDoshisha Week2025のイベントを開催いたします。
‘Doshisha Week’とは、同志社大学およびテュービンゲン大学における同志社EUキャンパスが主催し、テュービンゲン大学と協力して定期的に開催される両大学の交流イベントです。
2025年度は同志社大学大学院博士後期課程次世代研究者挑戦的研究プロジェクト(SPRING)より下記の6名の博士学生(赤字)が参加し、テュービンゲン大学の博士学生とお互いの研究を発表し、研究者を交えて研究交流を行います。
<keynote presentation>
Prof. Masaya IKEGAWA, M.D., Ph.D. 池川 雅哉教授(生命医科学研究科)
Implementation of Multimodal Imaging for Alzheimer's Disease Research:
Approaching beyond Plaques and Tangles
<PhD Student Presentations>
Maiko OKAMURA 岡邑 舞子(生命医科学研究科 D1)
Spatial Multi-omics Study for Dilated Cardiomyopathy Delineates Possible Link
between Macrophage Driven Inflammation and Copper Dyshomeostasis
Julia ALBER(Tübingen/ NMI Natural and Medical Sciences Institute)
Using marker-independent imaging approaches for the observation of tumor-immune interactions
<PhD Student Presentations>
Nicola SARTORATO(Tübingen/ Institute of Neurobiology)
Behavioral Modulation of Hippocampal Dynamics during Immobility
Yutaka KOBAYASHI 小林 裕(生命医科学研究科 D2)
Imaging and Manipulation of Nuclear cAMP Dynamics Underlying Late Phase LTP Induction
<PhD Student Presentations>
Maksym YAROSHENKO マキシム ヤロシェンコ(グローバル・スタディーズ研究科 D3)
Hacktivism as a Tool to Conduct Cyber and Information Operations
<Discussion>
Dr. Dmytro YAGUNOV (Tübingen)
Dr. Tetjana MIDJANA (Tübingen)
<keynote presentation>
Prof. Dr. Susanne MARSCHALL (Tübingen/Institute of Media Studies)
Moving Pictures – Touching Sounds
Past, Present and Future of Film and Cinema
<PhD Student Presentations>
Junji ADACHI 足立 潤治(文化情報学研究科 D1)
Quantitative Analysis on Objectivity of Personal Color Classification
Susanne SCHULTE (Tübingen/Institute of Media Studies)
The Oceanic Other in Animated Aquatic Eco-Cinema (AAEC):
A Feminist and Decolonial Analysis
<PhD Student Presentations>
Jan-Felix KLUMPP (Tübingen / English Studies)
Reproduction of Rhyme and Metre in LLM-Generated Translations of Poetry
Wenjing GUO 郭 文静(社会学研究科 D3)
Problems and Dilemmas of Introducing AI Translation in the Translation
Industry: Case Studies of Translation Companies in 2024
<PhD Student Presentations>
Nehal KHAN ネハル カーン(グローバル・スタディーズ研究科 D3)
Populism and Islamization, in Post-Colonial Pakistan: Struggle for National Identity
Ronja HERRSCHNER (Tübingen/ Institute for Political Science)
Justifications of Backsliding
| お問い合わせ |
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このたび、JST大学発新産業創出基金事業 スタートアップ創出プログラム「KSAC-GAPファンド」(第3回)の募集を開始しますのでご案内いたします。
また、事前説明会を実施しますので、応募をご検討されている方は是非ご参加ください。

※下記には概要のみ記載しております。
応募の際は、必ず公募要領など詳細を事前にご確認ください。
本プログラムでは、KSACの主幹機関およびSU創出共同機関である大学の研究成果の起業による事業化を支援します。研究成果と事業化の間のギャップを埋めるため、事業化に向けて達成すべきマイルストン(研究開発および事業化に向けて節目となる中間目標)を設定し、ビジネスモデルのブラッシュアップ、試作品製作、仮説検証のためのデータ(実験結果、計算結果)等の整備を進めるための資金(GAPファンド)をはじめ、採択された研究開発課題に対しては、研究代表者が所属する大学の起業支援人材が伴走型の支援を提供します。
KSACは、関西圏の大学や、産業界、金融機関、自治体等70以上の機関が参画し、地域や組織を超えて連携しながら人材・研究課題・資金の好循環をつくり、関西圏における起業家の裾野拡大や大学発スタートアップ(以下、「大学等発SU」という)の連続的創出により、世界に伍するスタートアップ・エコシステムの構築を目指すプラットフォームです。 なお、本プログラムの公募は、国立研究開発法人科学技術振興機構(以下、「JST」という。)が実施する大学発新産業創出基金事業を委託されたKSACが募集を行うものであり、全4回の公募を予定しています。
本プログラムでは、ステップごとに下記(1)~(5)の募集を行います。
複数プログラムの併願申請はできません。
学生が研究代表者となる場合は、ステップ1 の「KSAC-GAP IV」のみ申請可能です。
【ステップ1】研究代表者
【ステップ2】研究代表者+事業化推進機関
ステップ2に申請予定で、事業化推進機関が見つからない場合は、下記「申請書類提出先・問い合わせ先」にご相談ください。
2025年10月1日(水)~2025年10月31日(金) 正午(締切厳守)
最長1年間(2026年4月1日~2027年3月31日を予定)
最長2年間(2026年4月1日~2028年3月31日を予定)
採択予定件数は、他大学も含めたKSACプラットフォームとしての件数です。
(ご参考)2024年春募集「KSAC-GAPファンド」の本学の実績
申請:3件、採択:1件
2024年秋募集「KSAC-GAPファンド」の本学の実績
申請:3件、採択0件
公募要領等をご確認のうえ、期日までに電子メールにて必要書類をお送り頂きますよう、よろしくお願いいたします。
研究開発課題の概要(Word)
確認書(Word)※2(Word)
事業化推進機関および事業化推進者の概要(Word)
事業化推進機関の財務状況(Excel)
事業化推進機関の決算報告書または有価証券報告書(いずれも3期分)(PDF)
(国税)納税証明書
様式についての詳細は公募要領や様式の記載例をご確認ください。
様式3「面接審査資料」は一次審査(書面審査)を通過した研究代表者のみ別途提出をお願いいたします。(書面審査後に通知します。)
学生が研究代表者となる申請の場合、学生及び指導教員が双方署名の上、「学生と所属機関の間で、研究成果として生じる知的財産権の取り扱いについて取り決め、合意したこと」を確認できる確認書の提出が必要となります。
〒610-0394 京都府京田辺市多々羅都谷1-3
同志社大学リエゾンオフィス
TEL:0774-65-6223
E-Mail:jt-liais@mail.doshisha.ac.jp
担当:飛野
起業支援コーディネーター:古川
| お問い合わせ |
リエゾンオフィス(研究開発推進課-京田辺) TEL:0774-65-6223
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既存の枠組みを超えて、社会課題への挑戦、新たな領域の開拓、世界を股にかける実践を目指そうとする意欲的な方を募集します !
応募を希望する方は、下記「次世代研究者挑戦的研究プログラム公募ページ」リンク先に掲載の募集要項・プログラム・応募様式・FAQ等ご参照いただき、必ず募集期間内に手続きを実施してください。
| 募集期間 | 2025年 12月8日(月) ~ 2026年 1月6日(火) 12:00 (日本時間:正午) 【締切厳守】 |
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| 採用人数 | 19名 (D1,一貫制D3) ※D2,D3,一貫制D4・D5の採用数は10月中旬以降確定 |
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本学SPRING*プロジェクト支援生である、生命医科学研究科 丹羽良介さんの研究活動が、「同志社の今を伝えるオウンドメディア、”D”iscover」で紹介されました。
超音波で筋肉の衰えを予防し、健康寿命の延伸に貢献~同志社大学 若き研究者の挑戦~【前編】
https://www.doshisha.ac.jp/information/discover/campus/niwa_01//
超音波で筋肉の衰えを予防し、健康寿命の延伸に貢献~同志社大学 若き研究者の挑戦~【後編】
https://www.doshisha.ac.jp/information/discover/campus/niwa_02/
(*)SPRING
同志社大学は、多様化・複雑化を増す社会課題に挑戦し、新たな領域の開拓やグローバルな活躍を目指す若手研究者を支援すべく、
「同志社大学大学院博士後期課程学生次世代研究者挑戦的研究プロジェクト(SPRING! Doshisha)」を実施しています。支援の対象となるのは、自由で挑戦的・融合的な研究に意欲的に取り組む博士後期課程の学生です。SPRINGの支援学生は、研究活動に専念して研究力の向上を図ることができる環境の整備やキャリアパスの確保に向け、多彩な支援を一体的に受けることができます。本プロジェクトは国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)
次世代研究者挑戦的研究プログラムの採択をうけて実施しています。
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「大学見本市~イノベーション・ジャパン~」は、国内最大規模の産学マッチングイベントとして、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が毎年開催しているイベントです。主に大学や研究機関の研究成果のPR、企業との情報交換、技術移転の促進を目的としています。
本学からは2名の研究者がブースとピッチプレゼンにて研究内容を出展しました。
小山大介教授(理工学部)は、「超音波が極薄型光学レンズの可変焦点を操る」というタイトルでミラーやプリズムなどの光学素子を用いることなく、超音波によって光を屈折・集光・走査させる技術と、それを利用した光デバイス(可変焦点レンズ)を紹介しました。
山本浩司教授(生命医科学部)は、「細胞・組織機能を高める最適培養環境の生成技術」というタイトルで再生医療等に用いる細胞の培養中の状態に応じて目的とする遺伝子発現や物理的機能を最大化する培養条件を自動で調整する技術を紹介しました。
当日は企業の研究者や関係者が多数訪れ、興味深く説明を聞いたり、熱心に質問をされたりする姿が見受けられました。イベントを通じて本学の研究内容や技術を広くPRすることができました。これを機に新たな産学連携が生まれることが期待されました。
当日お越しになれなかった方でも、研究内容にご興味のある方はぜひリエゾンオフィスまでお問合せください。
| 開催日時 | 2025年8月21日(木)~8月22日(金)10:00~17:00 |
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| 開催場所 | 東京ビッグサイト 西4ホール |
| お問い合わせ |
リエゾンオフィス(研究開発推進課-京田辺) TEL:0774-65-6223
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2025年8月25日、京都リサーチパーク(KRP)が主催する「ふれデミックカフェ」において、研究開発推進機構(スポーツ健康科学部)の川間羅聖助教が「未だ知らぬ、トレーニング科学の世界~実験室から社会実装へ~」をテーマに講演を行いました。
川間助教は、ストレッチや筋トレに関する一般的な言説の多くが科学的根拠に乏しいことを紹介しながら、先行研究を用いてわかりやすく説明しました。運動における怪我のリスクを避けたり、効率的にトレーニングを行ったりするためには、科学的根拠に基づいた方法が大切であることを伝えました。さらに、ストレッチ、マッサージ、筋膜リリースによる「筋の柔軟性向上」への効果についても、科学的根拠が十分ではないことを指摘しました。
「筋の柔軟性向上」のための新たな手法として、川間助教が考案した「筋トレッチング」(筋トレとストレッチを組み合わせた動き)を紹介。脚を使った実験では、柔軟性だけでなく筋肉量の増加も確認されたことを報告し、筋トレでもやり方次第で筋の柔軟性を高められることを、科学的データを用いて説明しました。
静的ストレッチとの比較研究など、「筋トレッチング」に関する科学的な根拠を積み重ねながら、社会実装を目指して取り組んでいます。また、運動習慣化の難しさにも触れ、日常動作でトレーニング効果を得る方法や、AR/VRを活用したアイデアも紹介され、連携先を募りました。
会場周辺は歴史的な大雨に見舞われ、急遽オンライン参加へ切り替える方も出る中でしたが、会場では川間助教の案内で参加者全員が「筋トレッチング」を体験し、質問も活発に飛び交うなど、終始和やかで楽しい雰囲気に包まれました。
当日ご参加いただけなかった方で、研究内容にご興味のある方は、リエゾンオフィスまでお気軽にお問い合わせください。
| お問い合わせ |
リエゾンオフィス(研究開発推進課-京田辺) TEL:0774-65-6223
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京田辺キャンパス業成館にあるインキュベーション施設D-eggの入居者を募集します。
D-eggは、独立行政法人中小企業基盤整備機構が京都府および京田辺市より要請を受け本学と連携して整備を行ったインキュベーション施設で、これら4者が連携して運営しています。
D-eggではウエット仕様のレンタルラボと常駐のインキュベーションマネージャーによる支援で事業の立上げと成長をサポートします。
【入居対象者】
・研究成果の社会実装を目指す大学等の研究者の方
・大学や研究機関との連携による新規事業展開を目指す企業または個人の方
・入居者および地域企業の事業を支援し、利便を供する法人または個人の方
【居室仕様】
・床面積:20㎡~67㎡、天井高:2.8m~3.5m
・耐床荷重:0.5t/㎡~2.0t/㎡
・耐薬品性素材の床、給排水設備、三相電源
【賃料】
・3,509円/㎡(月額、税込)
【所在地】
〒610-0332 京都府京田辺市興戸地蔵谷1番地内(京田辺キャンパス業成館)
【申込受付期間】
2025年8月28日(木曜) ~ 9月5日(金曜) 17時必着
期間中の申込みで入居が決定しなかった場合は随時申込を受付けますので、D-eggまでお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
(独)中小企業基盤整備機構 近畿本部 D-egg IM室
電話:0774-68-1378 メール:d-egg_info@smrj.go.jp
ホームページ:https://www.smrj.go.jp/incubation/d-egg/
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リエゾンオフィス(研究開発推進課-京田辺) TEL:0774-65-6223
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