研究・産官学連携_RSSニュースリスト https://www.doshisha.ac.jp/rd/news/news.rss 研究・産官学連携_RSSニュースリスト ja Copyright(C) Doshisha University All Rights Reserved. Sat, 26 Apr 2025 15:11:19 +0900 http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss 「研究データ管理」に関する学習コンテンツの提供を開始しました

本学は、研究データを適切に管理し研究データの価値を守り優れた研究を行うこと、研究データの公開により利活用を促進し研究データの価値を高めることを目的として「同志社大学研究データ管理・公開ポリシー」を定めています。

研究データの管理及び公開を支援する環境の整備の一環として、国立情報学研究所が提供する学認LMSを用いて、「研究データ管理」に関する学習コースの提供を開始しました。
申請手続きなしで、本学の Single Sign Onによる認証を利用し受講可能です。是非ご活用ください。

学認LMSへのリンク(https://lms.nii.ac.jp/)
学認LMSの利用方法(PDF)

関連情報 同志社大学研究データ管理・公開ポリシー
研究データ管理
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https://www.doshisha.ac.jp/rd/news/detail/018-lv7vMw.html 1 Tue, 22 Apr 2025 12:41:25 +0900
2025年4月9日 2025年度 SPRING採用者向け説明会&交流会を開催しました。

SPRING事業統括 小原学長
交流会の様子

【大学院博士後期課程次世代研究者挑戦的研究プロジェクト】

 4月9日(水)に、「同志社大学大学院博士後期課程次世代研究者挑戦的研究プロジェクト(SPRING)」2025年度採用者向け説明会&交流会を今出川校地良心館ラーニングコモンズにて実施しました。
 説明会・交流会には、2025年度に新規に採用された1、2、3年次生29名、既存のSPRING生12名の計41名が参加しました。
 初めに、事業統括である小原克博学長から、日本の科学技術・イノベーション基本計画の中で、博士人材を要請する施策が検討された背景や、同志社大学大学院のSPRING事業で養成する人材像やプログラムの意義について説明がありました。また、事業統括のメッセージの中で「イノベーションはテクノロジーだけでなく、新しい価値を生み出し、社会を変革していくための「新結合」である。自身の専門分野の外側の異なる学問領域の人との話をし、関わり、つながりを持てる能力を身につけ、さらに知的好奇心を掻き立て、知の冒険者であってほしい」と学生たちに力強いエールをおくるとともに、これからはじまるSPRING生の活躍に期待を寄せました。
 プログラムの説明会のあと、参加者全員での交流会を実施しました。参加者は、一人ずつ簡単に自身の研究テーマを紹介し、6つのグループに分かれて、自身の興味や研究内容のほか、先輩の活動経験などを話し合いました。「分野」や「文化」の異なる仲間や関係者との交流を通して、博士後期課程での研究のさらなる向上や新たな学びにつながることが期待されます。

2025年度 SPRING採用者説明会・交流会 参加者の集合写真

関連情報 同志社大学大学院 博士人材育成支援
同志社大学大学院 博士人材育成支援のページは上記よりご確認いただけます。
次世代研究者挑戦的研究プログラム(概要)
同志社大学大学院博士後期課程次世代研究者挑戦的研究プロジェクト(SPRING)の詳細は上記よりご確認いただけます。
SPRING支援活動報告
SPRING支援活動報告のページは上記よりご確認いただけます。
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https://www.doshisha.ac.jp/rd/news/detail/018-rDd9gN.html 2 Mon, 21 Apr 2025 14:35:54 +0900
ゴールデンウィーク休暇に伴う事務室休室のお知らせ

以下の日程におきまして、ゴールデンウィーク休暇のため休室とさせていただきます。

   2025年4月29日(火)~5月6日(火)

 ※5月7日(水)より通常通り開室いたします。



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https://www.doshisha.ac.jp/rd/news/detail/018-0yTlnh.html Thu, 17 Apr 2025 16:37:53 +0900
同志社大学・テュービンゲン大学第5回国際学際シンポジウムを開催しました!

2025年3月11日(火)、12日(水)に、同志社大学は、同志社大学EUキャンパス、およびテュービンゲン大学の共催でThe 5th International Interdisciplinary Symposiumを、寒梅館ハーディホールと良心館R305教室にて開催いたしました。

本シンポジウムのテーマは”Humans and AI : Coexistence and Conscience”‐ Toward a Future Where Humans and AI Develop Together for the Improvement of Society “人とAI:その共存と良心”‐人とAIが共に進化し、社会全体が発展していく未来に向けて‐ とし、同志社大学とテュービンゲン大学のさまざまな分野の研究者が 多角的な視点から議論を行いました。

寒梅館ハーディーホールで行われた基調講演では、小原克博学長が「AIと良心―宗教文化的多様性の視点から」と題し、講演を行いました。小原学長は、自然環境や文化環境をそれぞれ持つ社会が、デジタル環境へと進んでいる現状を踏まえ、こうした変化の中で環境倫理を構築することの重要性について論じました。テュービンゲン大学次期副学長であるKatja Schenke-Layland教授はヨーロッパにおけるAIのハブである「Tübingen AI Center」や基礎科学、技術革新、社会的インパクトを重視するヨーロッパ全体の卓越研究ネットワークを構成する「ELLIS-Institute Tübingen」により、世界中のトップレベルの機械学習研究者を惹きつけるために、優れた研究環境を整えていることについて述べられました。

Panel 1では Humans and AIをテーマに大規模言語モデル(LLMs)がコミュニケーションとコミュニティ形成に与える変革的な影響や、ソーシャルロボットのコミュニケーション、AIの膨大な視覚データを処理・解析能力の、神経プロセスのモデル化等における可能性等について紹介し、これらのコミュニケーションにおける倫理的な課題についての議論がおこなわれました。
翌日に行われたPanel 2では、Space TechnologyやMedical ScienceにおけるAIの応用とその発展、Panel 3ではマーケティングにおける規制やオルガノイドインテリジェンスに関する法的な課題などが議論されました。

基調講演、各パネルを通じのべ110名が会場に参加し、大学院生をふくめた活発な議論がおこなわれ、それぞれのテーマでのあらたな交流が生まれました。
DU-UTシンポジウムは両機関のあらたな研究交流の発展に繋がることが期待できます。
20250311_第5回同志社大学・テュービンゲン大学国際シンポジウム01 (112073)
基調講演Ⅰ
AIと良心‐宗教文化的多様性の視点から‐
同志社大学学長 小原 克博
20250311_第5回同志社大学・テュービンゲン大学国際シンポジウム02 (112075)
Discussion
左:同志社大学副学長 木原 活信
中央: テュービンゲン大学 次期副学長
Katja Schenke-Layland教授
右:同志社大学学長 小原 克博
20250311_第5回同志社大学・テュービンゲン大学国際シンポジウム03 (112076)
集合写真
詳細 https://research.doshisha.ac.jp/news/news-detail-72/
 Organization for Research Initiatives and Development Gloval Website

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https://www.doshisha.ac.jp/rd/news/detail/018-Tbv3W1.html 2 Fri, 11 Apr 2025 15:32:36 +0900
【入居者募集】D-egg(同志社大学連携型起業家育成施設)

京田辺キャンパス業成館にあるインキュベーション施設D-eggの入居者を募集します。
D-eggは、独立行政法人中小企業基盤整備機構が京都府および京田辺市より要請を受け本学と連携して整備を行ったインキュベーション施設で、これら4者が連携して運営しています。
D-eggではウエット仕様のレンタルラボと常駐のインキュベーションマネージャーによる支援で事業の立上げと成長をサポートします。

Degg外観写真 (112145)

【入居対象者】
・研究成果の社会実装を目指す大学等の研究者の方
・大学や研究機関との連携による新規事業展開を目指す企業または個人の方
・入居者および地域企業の事業を支援し、利便を供する法人または個人の方

【居室仕様】
・床面積:20㎡~67㎡、天井高:2.8m~3.5m
・耐床荷重:0.5t/㎡~2.0t/㎡
・耐薬品性素材の床、給排水設備、三相電源

【賃料】
・3,509円/㎡(月額、税込)

【所在地】
〒610-0332 京都府京田辺市興戸地蔵谷1番地内(京田辺キャンパス業成館)

【申込受付期間】
2025年4月8日(火曜) ~ 4月17日(木曜) 17時必着
期間中の申込みで入居が決定しなかった場合は随時申込を受付けますので、申込受付期間もD-eggまでお問い合わせください。

【お問い合わせ先】
(独)中小企業基盤整備機構 近畿本部 D-egg IM室
電話:0774-68-1378 メール:d-egg_info@smrj.go.jp
ホームページ:https://www.smrj.go.jp/incubation/d-egg/


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https://www.doshisha.ac.jp/rd/news/detail/018-Y4RcKb.html 1 Thu, 10 Apr 2025 09:43:57 +0900
「同志社大学次世代研究者支援パッケージ」を始動

~第一三共株式会社『「はばたく次世代」応援寄付プログラム』~

本学は、第一三共株式会社による「はばたく次世代」応援寄付プログラム(2024年度)に採択され、若手研究者の研究力向上を目的とした「同志社大学次世代研究者支援パッケージ」による支援を開始しました。

※「はばたく次世代」応援寄付プログラムは、社会・経済の変革をもたらすイノベーションの源泉となる「基礎研究」の発展を期待し、大学等の研究マネジメント組織を介して次世代の研究者を支援するものです。

「同志社大学次世代研究者支援パッケージ」は、研究の国際性の強化、次世代を担う研究者の国際性の涵養を主な目的とし、研究者それぞれの研究分野の特性や、研究テーマ・研究体制・研究フェーズの違いなどに応じて、4つのプログラムを提供します。

次世代研究者海外挑戦プログラム

海外渡航旅費支援

オープンアクセス支援

国際研究広報支援


「同志社大学次世代研究者支援パッケージ」による支援の開始にあたり、2025年4月3日、本学・今出川校地において、キックオフイベントを開催しました。
20250403_「同志社大学次世代研究者支援パッケージ」キックオフイベント会場写真02 (111997)
交流会の様子
20250403_「同志社大学次世代研究者支援パッケージ」キックオフイベント (111996)
集合写真

同イベントには、支援の対象となる若手研究者のほか、支援にあたる専任職員やURA等が参加しました。 本学学長(小原 克博)からのビデオメッセージ、同志社大学次世代研究者支援パッケージの概要説明の後、参加者による交流会を実施しました。

本学は本パッケージによる支援を通じて、若手研究者の国際性の涵養、研究の国際性の強化を推進し、社会・経済の変革をもたらすイノベーションの源泉となる次世代研究者を輩出していきます。

関連情報 同志社大学次世代研究者支援パッケージ
「はばたく次世代」応援寄付プログラム
  第一三共株式会社

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https://www.doshisha.ac.jp/rd/news/detail/018-KQJ00N.html 2 Mon, 07 Apr 2025 10:49:28 +0900
2025年4月1日 2025年度日本学術振興会特別研究員(DC1,DC2)採用が決定しました。


2025年度日本学術振興会特別研究員(DC1,DC2)に9名の博士後期課程学生が新規採用となりました。
「日本学術振興会特別研究員(DC1,DC2)」制度は優れた若手研究者に、その研究生活の初期において、自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選びながら研究に専念する機会を与えることにより、我が国の学術研究の将来を担う創造性に富んだ研究者の養成・確保に資することを目的として、大学院博士課程在学者で優れた研究能力を有し、研究に専念することを希望する者を採用し、支援する制度です。

2025年度採用
DC1

生命医科学研究科
グローバル・スタディーズ研究科
1名
1名
DC2 法学研究科
文化情報学研究科
理工学研究科
スポーツ健康科学研究科
1名
1名
3名
2名
合計
9名

同志社大学大学院での更なる活躍と研究の発展が期待されます。

同志社大学大学院の過去3年間の日本学術振興会特別研究員(DC1、DC2)の採用者推移は下記に示すとおりで、2024年度の実績は全国第19位、私立大学では第3位となりました。


2022 2023 2024
採用数(人) 10 13 12
全国順位 24位 19位 19位
私立大学順位 5位 4位 3位

【日本学術振興会特別研究員(DC1,DC2)採用者】
https://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_saiyoichiran.html

【日本学術振興会特別研究員制度】
https://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_gaiyo.html


【同志社大学大学院 博士人材育成支援特設サイト】
https://doshisha-vision2025.jp/research_support/

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https://www.doshisha.ac.jp/rd/news/detail/018-PLFuyH.html 2 Fri, 04 Apr 2025 10:48:05 +0900
2025年4月1日「同志社大学大学院博士後期課程次世代研究者挑戦的研究プロジェクト」の2025年度採用者が決定しました。


同志社大学は2025年度「同志社大学大学院博士後期課程次世代研究者挑戦的研究プロジェクト」で支援を行う博士後期課程学生及び一貫制博士課程学生57名を決定いたしました。

D1(D3) 新規採用者 19名
D2(D4) 継続採用者 13名
新規採用者 6名
D3(D5) 継続採用者 14名
新規採用者 5名
( )内は一貫制博士改定学生の対象学年

「同志社大学大学院博士後期課程次世代研究者挑戦的研究プロジェクト」が運営するさまざまなメニューにて、プロジェクト生の研究力向上とキャリアパスを支援いたします。
科学技術の発展を目指し、グローバルな視点とトランスファラブルスキルを備えた、高度専門人材として、更なる融合的、挑戦的な研究活動が創出されることが期待されます。

【同志社大学大学院博士後期課程次世代研究者挑戦的プロジェクト・支援対象学生一覧】
https://rd.doshisha.ac.jp/rd/inside/wakate/sprig/spring_members.html

【同志社大学大学院博士後期課程次世代研究者挑戦的研究プロジェクト】
https://doshisha-vision2025.jp/research_support/challenge/


【同志社大学大学院博士人材育成特設サイト】
https://doshisha-vision2025.jp/research_support/

【次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)/JST】
https://www.jst.go.jp/jisedai/spring/index.html

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https://www.doshisha.ac.jp/rd/news/detail/018-mfIzLp.html 2 Fri, 04 Apr 2025 10:46:58 +0900
研究成果の国際広報の支援について(2025年度)

研究成果の国際広報支援 (111768)


研究開発推進機構研究推進部では、本学の国際的な研究プレゼンス向上を図るため、研究者の研究成果をいち早く世界へ発信することで、共同研究への発展の契機となるなどを期待し、2021年度から国際研究広報の支援を実施しています。


対象となる論文発表のご予定がある場合は、是非ご連絡ください。



詳細は、こちらよりご確認ください。

申請先

研究開発推進機構 研究推進部 URA

E-mail:jt-ura@mail.doshisha.ac.jp


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https://www.doshisha.ac.jp/rd/news/detail/018-e9tdJj.html 1 Tue, 01 Apr 2025 13:55:07 +0900
ニューズレター「LIAISON」vol.74 発行いたしました ニューズレター「LIAISON」最新号
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同志社大学リエゾンオフィスニューズレター「LIAISON」は、本学の産官学連携・地域連携活動、起業支援活動などの情報発信のため、機関誌として発行しております。

2025年3月、vol.74を発行いたしました。ぜひご覧ください。

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https://www.doshisha.ac.jp/rd/news/detail/018-66W2B2.html 1 Fri, 21 Mar 2025 10:19:53 +0900
CO₂からの固体炭素製造へ新たな挑戦! - ENEOS Xploraと同志社大学が共に切り拓く持続可能な未来 -
ENEOS-Xploraロゴ.jpg       (111016)

地球温暖化が深刻化する中、2050年カーボンニュートラルを目指す日本においては、二酸化炭素(CO₂)を資源として活用する新技術の実用化が急務となっています。ENEOS Xplora株式会社(社長:中原 俊也)と同志社大学(学長:小原 克博)は、この課題を解決するため、2025年度から2026年度にわたり、「CO₂からの固体炭素製造の実用化」を目指す共同研究を行いますので、お知らせいたします。

固体炭素は、カーボンブラック(注1)等として世界的に需要が増加している機能材ですが、現在は、石油・石炭といった化石燃料を原料とした製品であり、製造工程でCO₂の排出を避けられないという課題があります。こうした中、本共同研究は、地球温暖化の原因物質であるCO₂を100%の原料とした固体炭素製造技術の確立・および実用化を目指すものです。実用化出来れば、「固体炭素を作れば作るほどCO₂が減る」こと(CO₂のネガティブエミッション)に繋がる社会的意義の非常に高い研究です。

本共同研究の特長は、溶融塩(注2)を用いた電気化学反応によりCO₂を効率的に変換する革新的プロセスにあります。この手法により、特定の条件下で高機能の固体炭素を生成できる可能性を探ります。将来的な研究のスケールアップを見据え、まずは同志社大学に新たに設置する実験設備を用いて基礎研究を進めてまいります。

ENEOS Xploraと同志社大学は、本共同研究を通じて、共に持続可能な未来を切り拓いてまいります。

(注1)カーボンブラック:タイヤなどのゴム製品を補強するだけではなく印刷インキや黒色プラスチックなど着色に使われる素材 (注2)溶融塩:常温では固体の塩が加熱により液体となったもので、化学反応の効率が良く、化学工業プロセスでは重要な役割を果たす物質

ENEOS調印式.jpg   (110993)
調印式の様子
左から、ENEOS Xplora株式会社 曺GM、友枝常務、同志社大学 後藤副学長、鈴木助教
ENEOS固体炭素.jpg       (110996)
実験で製造したCO₂由来の固体炭素
本件に関するお問い合わせ

同志社大学 広報部広報課

TEL:075-251-3120  
E-mail:j-koho@mail.doshisha.ac.jp

【産学連携に関するお問合せ】

同志社大学リエゾンオフィス
TEL:0774-65-6223
E-mail:jt-liais@mail.doshisha.ac.jp




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https://www.doshisha.ac.jp/rd/news/detail/018-mC4JWJ.html Thu, 13 Mar 2025 16:30:22 +0900
理工学部 インテリジェント情報工学科 知的機構研究室(奥田正浩 教授)とコマツ株式会社が「DXイノベーション大賞」優秀賞を獲得!

 同志社大学 理工学部インテリジェント情報工学科 知的機構研究室(奥田正浩 教授)とコマツ株式会社(本社:大阪府東大阪市、代表取締役:小松 智)が開発した壁紙AI識別アプリ「かべぴた」が、日本オムニチャネル協会主催「DXイノベーション大賞2024」の事業会社部門において優秀賞を受賞しました。

コマツDXイノベーション大賞2024.jpg   (110278)
受賞記念撮影(右から、コマツ(株)代表取締役 小松 智、同志社大学 奥田正浩 教授)

 「DXイノベーション大賞」は、企業の優れたデジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みを表彰し、日本企業のイノベーションと改革を促進する賞です。授賞式は2月28日に開催された「オムニチャネルDay」(オムニチャネル協会主催)のプログラムの一つとして実施されました。「オムニチャネルDay」の今年のテーマは「Co-Creation for the Future(未来への共創)」。未来へ向けて業界や企業を超えた「共創」を目指して行われました。

 「かべぴた」の開発は、本学とコマツが中心となって進めた「自動テクスチャ識別プログラム」の研究開発を基盤とし、壁紙業界のサプライヤーやアプリ開発企業など、多くの関係者との「共創」によって実現しました。また、審査会場で「かべぴた」のデモンストレーションを行ったところ、審査員からその仕組みや精度に驚きの声が寄せられました。

 開発プロセスやアプリの完成度などが評価され、受賞に至りました。
 関係者の皆さま、優秀賞の受賞おめでとうございます!

「かべぴた」について

 「かべぴた」は、住宅用壁紙の修復や延伸工事の際に必要となる施工済み商品の品番特定を、AI技術を用いて迅速かつ正確に行うアプリです。従来、見本帳を何冊も使用し目視で品番を割り出す作業は、建築業界全体を悩ませていました。コマツ株式会社と同志社大学は、この課題を解決するために産学連携を開始し、形や色だけでなく、テクスチャ(素材)の質感や凹凸まで解析できる「自動テクスチャ識別プログラム」(特許第7594066号)を開発しました。
 この技術を搭載した「かべぴた」は、2024年2月にリリースされ、数時間かかっていた識別作業を数秒で完了させ、メーカーと品番を迅速に特定できるようになりました。この技術は、他の建材や農業、医療など多分野への応用可能性を秘めています。

コマツ株式会社かべぴた_グッドデザインロゴ入_大.jpg        (106382)
お問い合わせ

【壁紙AI識別アプリ『かべぴた』についてのお問い合わせ】

コマツ株式会社(大阪府東大阪市川俣1-15-14 コマツビル)

コマツ株式会社
「かべぴた」公式ページ

【研究に関するお問合せ】

同志社大学 理工学部インテリジェント情報工学科 知的機構研究室
教授 奥田正浩  
E-mail:masokuda@mail.doshisha.ac.jp

【産学連携に関するお問合せ】

同志社大学リエゾンオフィス
TEL:0774-65-6223
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https://www.doshisha.ac.jp/rd/news/detail/018-5IUHJQ.html Mon, 10 Mar 2025 12:54:26 +0900
同志社大学 新技術説明会を開催しました

開催報告

同志社大学 新技術説明会 [オンライン開催]
2025年2月25日(火)


国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)との共催で「同志社大学 新技術説明会」をオンラインで開催しました。
本説明会では、本学の研究成果(特許シーズ)の技術移転を目的に、新技術や産学連携に関心のある企業関係者に向けて、創薬や高機能材料等の分野の研究者5名が講演を行いました。

当日は多くの方に視聴いただき、講演後の質問・相談ルームも活発なディスカッションをされている研究者もおり、有意義な説明会になりました。

当日ご視聴いただいた方で、発表内容にご関心、ご質問等ございましたら同志社大学リエゾンオフィスまでお問い合わせください。

また、当日残念ながらご視聴いただけなかった方におかれましては、後日アーカイブ配信もされますので、そちらも是非ご覧ください。

講演1
「Aβの産生ならびに凝集を共に抑制する多価型ペプチドの開発」 
 西川 喜代孝(生命医科学部 教授)
講演2
「コレステロールエステル化酵素を標的とした抗がん薬」
 浦野 泰臣(生命医科学部 教授)
講演3
「抗血栓性と基材密着性を有する非イオン性高分子」
 西村 慎之介(理工学部 助教)
講演4
「安価で作成容易な"やわらかい"圧電材料」
 遠藤 太佳嗣(理工学部 教授)
講演5
「多核銅錯体が触媒するメタン酸化」
 小寺 政人(理工学部 教授)
開催日時

2025年2月25日(火) 13:30~15:55

開催場所

オンライン開催

主催科学技術振興機構(JST)、同志社大学
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京都ビジネス交流フェア2025に出展しました

出展報告

京都ビジネス交流フェア2025
 [会場:京都パルスプラザ(京都府総合見本市会館)] 2025年2月13日(木)~2月14日(金) 開催


 2025年2月13日~14日に開催された「京都ビジネス交流フェア2025」に、理工学部情報システムデザイン学科のイヴァン タネヴ教授が産学連携展示として出展しました。本イベントは、京都の産業・技術・文化の交流を目的としたBtoB向けの展示商談会で、ものづくり、AI、IoT、ヘルスケアなど多岐にわたる分野で195社と20団体が出展し、最新技術と研究成果を紹介しました。
タネヴ教授は、「ドライバーの足の動きを感知して動作する緊急ブレーキアシストシステム」というタイトルで展示しました。これは、ドライバーの右足がブレーキペダルに向かって動くことを感知し、緊急ブレーキ状況を予測する技術です。ブレーキをかける決定から最大減速に至るまでの時間差を短縮し、緊急時の停止距離を短縮することが可能となり、自動車の安全性向上に寄与します。
 本展示には多くの訪問者があり、闊達な意見交換がされていました。また、訪問者からは展示の内容だけでなく, 本学の研究や産学連携活動に関しても高いご関心を寄せていただくことができ、大変有意義な展示となりました。
20250213_京都ビジネス_02 (109804)
会場の様子
20250213_京都ビジネス_01 (109803)
展示ブースの様子
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https://www.doshisha.ac.jp/rd/news/detail/018-y3nf6J.html 2 Tue, 25 Feb 2025 11:23:33 +0900
日本オープンイノベーション大賞内閣総理大臣賞の受賞-産学官連携による日本初・世界最小の変形型月面ロボットの開発- 宇宙航空研究開発機構(理事長:山川 宏、以下「JAXA」)と株式会社タカラトミー(代表取締役社長 COO:富山 彰夫、以下「タカラトミー」)、ソニーグループ株式会社(代表執行役 会長 CEO:吉田 憲一郎、以下「ソニー」)、同志社大学(学長 小原 克博)の4者で共同開発した変形型月面ロボット(Lunar Excursion Vehicle 2(LEV-2)、愛称「SORA-Q」、以下「LEV-2」)は、内閣府の主催する第7回日本オープンイノベーション大賞※1のうち、最も優れたものとして表彰される内閣総理大臣賞を受賞し2月5日に表彰式が執り行われました。
日本オープンイノベーション大賞LEV-2(SORA-Q)SLIM-Q4.jpg  (109513)
2025年2月5日表彰式
©JAXA/タカラトミー/ソニーグループ(株)/同志社大学

タカラトミーの玩具技術、同志社大学の小型ロボット開発技術、および、ソニーのIoTデバイス・イメージセンサ・画像処理技術をJAXAが有する宇宙関連技術と融合させ、超小型・軽量にも関わらず、月面を安定的に走行して自律制御で動作できるロボットLEV-2を開発したことが、オープンイノベーションによる成果として評価され、今回の受賞となりました。
JAXA宇宙探査イノベーションハブ※2の枠組みを利用して産学官連携の共同研究を行い、将来の宇宙探査ミッションに貢献できる新しい技術を育てると共に、地上事業への展開を行うことを目的として推進してまいりました。
直径約78mm、質量228gの世界最小・最軽量の変形型月面ロボットLEV-2の開発に成功し、LEV-2は世界初の完全自律制御による月面探査を達成し、SLIMの着陸状態や周辺環境が分かる画像を撮影・送信した※3ことで、日本初の月面着陸ミッションに大きく貢献しました。また、今後の宇宙探査ミッションに必要不可欠な超小型ロボットの完全自律制御による月面探査、複数ロボットによる同時月面探査等の技術実証に成功しました。

ロボット大賞LEV-2(SORA-Q)SLIM_サムネイル.png  (105852)
変形型月面ロボット(LEV-2)が月面上で撮影したSLIMとその周辺の様子
©JAXA/タカラトミー/ソニーグループ(株)/同志社大学
日本オープンイノベーション大賞LEV-2(SORA-Q)no58_Q2.jpg  (109515)
展開前(左)・展開後(右)の変形型月面ロボット
(撮影場所:JAXA相模原キャンパス宇宙探査実験棟宇宙探査フィールド)
©JAXA/タカラトミー/ソニーグループ(株)/同志社大学

受賞した取り組みでのその他の主な実績

  • 月面実証を通じて、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社が開発・販売するIoT用ボードコンピュータSPRESENSE™※4の機能や信頼性を検証。研究利用及び製品販売の促進に寄与しました。
  • LEV-2(「SORA-Q」)をタカラトミーが1/1スケールモデル「SORA-Q Flagship Model」※5として商品開発。180以上の学校/科学館への配布、約40地域での展示/出張授業、教育活動へも寄与しました。

4者の役割と概要

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図1 本取り組みの概要

今後について

今回の変形型月面ロボット(LEV-2)の取り組みは、4者にとって重要な成功事例であり、宇宙探査イノベーションハブの活動においても貴重な知見の獲得につながりました。変形型月面ロボットに続く新たなイノベーションを目指して、「宇宙探査」と「宇宙/地上でのビジネス・社会課題解決」の双方に有用(Dual Utilization)な技術や価値の創出及び宇宙/地上での利用の拡大を進めてまいります。

受賞にあたっての関係者のコメント

JAXA宇宙探査イノベーションハブ 主任研究開発員 平野 大地

このような名誉ある賞を受賞できたことを大変光栄に思います。この受賞は、私たちが培ってきた異分野とのコラボレーションと共同創造の結果であり、宇宙探査技術の革新と地上ビジネスの振興を目指すJAXA宇宙探査イノベーションハブの取り組みが実を結んだ瞬間だと感じています。日本初・世界最小の月面ロボットSORA-Qは、玩具技術や最新IoTデバイス・画像処理技術を取り入れることで、世界初の完全自律制御による月面探査を達成し、日本初の月面着陸ミッションに大きく貢献しました。研究開発に参画いただいた企業・パートナーの皆様の支えと協力に深く感謝申し上げます。この受賞を励みに、異分野との連携をさらに強化し、社会課題の解決に向けた挑戦を続けていきます。

株式会社タカラトミー SORA-Q プロジェクトリーダー 赤木 謙介

名誉ある賞を賜り、光栄に存じます。
当社はSORA-Qのデザイン、構造機構設計、走行検証を主に担当いたしました。そこには我々が100年受け継いできた玩具作りの技術が活用されています。皆様を楽しく、笑顔にしたい、という思いのもと培ってきた「変形」や「ユニークな走行」などのおもちゃの技術が、レゴリスに覆われ動きにくい月面下での探査活動と、日本初の月面着陸に成功したSLIMの撮影に貢献できたことを大変うれしく思います。
「SORA-Q」を通じて、宇宙の不思議さや素晴らしさを楽しく伝え、子どもたちが自然科学に興味を持つきっかけとなることや、未来を担う方々の育成に貢献できるよう、これからも「アソビ」を通して挑戦を続けてまいります。

ソニーグループ株式会社リサーチプラットフォーム Exploratory Deployment Group 永田 政晴

この度は、共同研究に参画した変形型月面ロボットが名誉ある賞を頂戴し、光栄に思います。関係各所の皆様に改めて感謝申し上げます。
本共同研究において、当社は、IoT用ボードコンピュータSpresenseを活用し、月面ロボットの制御システムおよび画像処理技術の開発を主導しました。今後も新たな技術の創出と、その応用可能性の探索に積極的に取り組んでまいります。

同志社大学 生命医科学部 教授 渡辺 公貴

このたび、第7回日本オープンイノベーション大賞において、栄誉ある「内閣総理大臣賞」を受賞できましたこと、大変光栄に存じます。
本プロジェクトは、産学官の連携を通じて、日本初の月面着陸ミッションに大きく貢献しました。このような形で高い評価をいただいたことは、私たちにとって大きな励みとなります。
この受賞は、共に挑戦を続けてきたパートナー企業や関係機関の皆さまの多大なるご支援とご協力の賜物です。心より御礼申し上げます。同志社は今年、創立150年を迎えます。引き続き新しいことへの挑戦をしてまいります。

※1 日本オープンイノベーション大賞
https://www8.cao.go.jp/cstp/openinnovation/prize/index.html

※2 JAXA宇宙探査イノベーションハブ
https://www.ihub-tansa.jaxa.jp/

科学技術振興機構(JST)のイノベーションハブ構築支援事業にて採択され、2015年4月より、国立研究開発法人における「イノベーションハブ」構築を支援する事業として進めました。当該事業終了後、2020年度からはJAXAの運営費交付金事業として継続し、宇宙探査と地上/宇宙でのビジネス・社会課題解決の双方に有用(Dual Utilization)な技術等について、非宇宙企業を中心とした民間企業参画型、かつオープンイノベーションによる共同研究に取り組んでいます。

※3 プレスリリース「変形型月面ロボットによる小型月着陸実証機(SLIM)の撮影およびデータ送信に成功」
https://www.jaxa.jp/press/2024/01/20240125-4_j.html

※4 SPRESENSE
https://www.sony-semicon.com/ja/products/spresense/index.html
SPRESENSEおよびロゴは、ソニーグループ(株)またはその関連会社の登録商標または商標です。

※5「SORA-Q flagship model」
https://www.takaratomy.co.jp/products/sora-q/

本件に関するお問い合わせ先



お問い合わせ

【産学連携に関するお問合せ】

同志社大学リエゾンオフィス
TEL:0774-65-6223
E-mail:jt-liais@mail.doshisha.ac.jp

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https://www.doshisha.ac.jp/rd/news/detail/018-DBvWO4.html Thu, 13 Feb 2025 15:59:30 +0900